構成と書き方 |
文例 |
前文 |
頭語 |
「拝啓」「謹啓」など |
拝啓 |
時候の挨拶、安否伺い |
時候の挨拶、先方の安否を尋ねる文・日頃の感謝を伝える文 |
おだやかな小春日和が続いております。ご家族の皆様にはますますご清祥のことと存じます。 |
主文 |
起こし言葉 |
「さて」「このたびは」など |
このたびは、長女さくらへの七五三のお祝いをお送りくださいまして、まことに有難うございました。
ご媒酌の労をお取りいただいて以来、葉書様にはさくらの成長の節々に一方ならぬご厚意を賜り、感謝の念に堪えません。
おかげさまで、さくらも二歳半。
女の子だというのに相変わらずやんちゃで、親の手を焼くこともしばしばありますが、晴れ着には節句のためにと伸ばした髪で結うことができました。
お参りの時の写真をお送りします。
娘より私の方が緊張しているように見えますが、お笑いにならないようお願い申し上げます。 |
本文 |
手紙の本題 |
末文 |
結びの言葉 |
今後の厚誼を願う文・先方の健康を祈る文、お礼やお詫びなど |
この月末にも、直接お礼に上がりたいと思っております。ご都合をお返事いただければ幸いです。
末筆ながら、ご自愛のほどお祈り申し上げます。 |
結語 |
「敬具」「謹白」など |
敬具 |
後付 |
日付 |
|
平成十六年十一月七日 |
署名 |
差出人姓名 |
鈴木一郎 |
宛て名 |
相手の姓名(正式には姓のみ)と敬称 |
葉書大介様 |
脇付 |
「侍史」「貴下」など
相手への敬意を表す |
侍史 |