東日本大震災　宮城県地区被害情報

宮城県気仙沼市は４日から、仮設住宅の入居希望者を対象に、２次避難の申し込みを受け付ける。受け入れ先は市内外のホテル・旅館と、友好都市協定を結んでいる東京都目黒区の公営住宅で、合わせて約１０００人分を確保した。
　 仮設住宅入居までの２カ月間、生活環境の改善を図る。受け入れ施設は旧気仙沼市内のホテルなど数カ所（約３００人分）、旧唐桑町地区の宿泊施設（約４０人分）、大崎市鳴子地区の温泉旅館など（約６００人分）。ほかに目黒区が公営住宅（２０〜３０戸）を提供する。
　 原則１日３食付きで個人の費用負担はないが、目黒区の公営住宅は食事代、光熱費とも自己負担。鳴子地区の施設は相部屋になる可能性もある。
　 申し込み状況を見ながら、部屋割りなどを調整する。定員を超えた場合は妊産婦、乳幼児、高齢者などの優先要件を適用して選考する。決定は１５〜１６日ごろの見込み。
　 申し込みは９日までで、市役所本庁舎の観光課など５カ所の市窓口、主な避難所にある申込書に記入し、提出する。連絡先は気仙沼市観光課０２２６（２２）６６００。

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