東日本大震災　宮城県地区被害情報

海上保安庁は３日、宮城県石巻漁港周辺の地盤沈下の影響で、同港の岸壁と海面がほぼ同じ高さになっていることを明らかにした。同日の県災害対策本部で示し、関係機関に注意を促した。
　 ２日の現地調査で確認した。自宅の片付けなどで漁港付近の住宅地に戻る住民もいて、余震による津波や高潮が発生した場合、被害が出る可能性があるという。
　 仙台管区気象台によると、沿岸部では１１日ごろまで潮位が高い時期が続く見通し。現在、満潮時になると潮位が５０センチほど上昇し、危険な状況になっている。海上保安庁は、海岸や河口付近の低地を中心に、浸水や冠水に警戒するよう呼び掛けている。

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