東日本大震災　宮城県地区被害情報

東日本大震災で運行を休止していたＪＲ大船渡線が１日、一ノ関―気仙沼間で運行を再開した。気仙沼市の気仙沼駅では、被災した家族に会いに来た人が家族との別れを惜しむ姿も見られた。
　 ＪＲ東日本盛岡支社によると、同区間は地震でレールがゆがみ、一部で土砂が流出したが、復旧作業が完了。安全が確認できたとして運行を再開した。一部徐行運転を行うため、１０分前後の遅れが生じるという。
　 気仙沼市の両親に会いに来た仙台市青葉区の会社員佐藤恵美さん（４４）は「実家が被災したために泊まることはできないし、日帰りするにはバスの本数が限られている。運行が再開してくれて助かる」と話した。

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