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石巻一変 街の顔浸水、市民ぼうぜん |
東日本大震災の発生から3日目の13日、大津波に襲われた沿岸の拠点都市、宮城県石巻市の中心市街地に入った。壊滅状態の街並み、道路を寸断するがれきの山…。街を覆った黒々とした水はようやく引きつつあったが、すっかり変貌した街のあちこちで、市民がぼうぜんと立ちすくんでいた。
路上には大破した車があちこちに転がる。100メートル以上運ばれたとみられる車もあった。旧北上川の岸辺には何隻もの船が乗り上げていた。
JR石巻駅前の商店街や周辺の住宅は水浸し。発生直後よりは水かさが減ったが、場所によっては深さが依然、1メートルを超す。店舗の奧まで水に漬かっている。繁華街の面影は全く見えない。
陸上自衛隊などによる懸命の救出作業も続いている。ヘリコプターが空をひっきりなしに飛び回り、身動きが取れず孤立した人々を次々と搬送する。
市庁舎の周りも深い水に漬かった。閉じこめられた大勢の市民は互いに協力し、庁舎から水のない場所まで歩けるよう、机やビールケースで急ごしらえの橋をつくった。
一部地域で電気が復旧した以外、ライフラインは機能していない。通信網も完全にダウンし、家族や知人と連絡が取れない人も多い。「無事ですか」「連絡ください」。各地の避難所には伝言板が設けられ、多くの市民が切実なメッセージを書き込んでいた。
避難生活を送る人々は数万人に及ぶとみられる。石巻専修大の教室に避難した市内の自営業斎藤徳芳さん(63)は「地震発生以降、ほとんど何も食べていない。大人は我慢できても、一緒にいる孫たちを思うとつらい」と、顔に疲労の色を浮かべていた。
河北新報社様情報です。
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石巻で再開致しました。
震災後全国より沢山の方の励ましのお言葉を頂きおかげさまでなんとか再開する事が出来ました。まだ復旧作業をしながらの作業となると思いますがこれからもよろしくお願い致します。
フォトショップみやぎ
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